相場家訓(初版)

相場家訓

◎意義

相場をやるのは弱気を助け、強きをくじくのが目的。
上りすぎた相場を冷ます。下がりすぎた相場を暖める。
とにかく楽観・悲観。行き過ぎたものを中和する。いつかそういう役割を果たせるようになりたい。

◎目的

働く時間。住む場所。必要なお金。いずれにも制約されない暮らし。

◎やり方

天井は売らない。底は買わない。
売った後に上る。買った後に下がる。適度であれば、それはむしろ望ましい。(自分が取引した相手にも充分なチャンスを残しているから。相手方あっての自分である。)

一にも二にも相場のオネエさんがどう感じているか。その気持ちに自分を同調させる。オネエさんの気持ちを汲み取れれば、おのずと結果はついてくる。

そのためには、オネエさんにべったりくっつかない。適度な距離をとる。本当は関心があるが関心がないふりをする。こちらから追いかけない。向こうが自然に落ちてくるのをじっと待っている。

テクニカルもファンダメンタルもそのための手段に過ぎない。手段と目的をくれぐれも混同しない。手段に手間ヒマをかけすぎない。シンプル・イズ・ベスト。

強いものは買う。弱いものは売る。高い安いは関係ない。

売る、買う、休む。三つがセットになって初めて相場が張れる。この中では休むのが一番難しい。休めればそれだけで一人前の相場師。

大勝ちしたらまず休む。休めないならいつもよりも枚数を落とす。でないと後ろに大負けが待ち構えている。

戦略、規律、執行。この三つが適切であるなら、いつでも思い通りの相場が張れる。思い通りとは誰か(何か)に勝つことではなく、自分(の欲)に負けないこと。