ミニ小泉?

安倍首相。マスコミも経済界も今のところ最大限の賛辞で持ち上げています。支持率も60%以上を保ったまま。さて、それで思い出すのは小泉首相です。
同じように前代未聞の支持率を背景にやったことは郵政改革でした。ですがその郵政改革は今どうなっているでしょうか。ゆくゆくは民営化して株式会社にするはずでしたが・・・。
かくも左様に一般国民は飽きやすいのです。一つのテーマは3年と持つことはありません。したがって、政治家は新たなテーマを次々に作り出してはマスコミや国民の耳目を引きつけて、逸らしてはなりません。そのテーマが本当に日本にとって大事なものか否かは二の次になります。
小泉首相でもできなかったこと、安倍首相にできるでしょうか。経済再生とは賃金の上昇に他なりません。物価上昇率の目標が2%ですから、賃金の上昇率は3%は欲しいところでしょう。
IMFOECDは日本の消費税率は15%でも将来の年金負担に耐えられないと勧告していますから、実際は3%賃金が上昇したところで、暮らしが上向いた実感は持てないことでしょう。
もっとも手っ取り早い解決策は、年金支給の年齢を70歳に繰り上げる、年金の給付額を一律10%削減する。これを同時にそして即時に実行することです。
もし、参議院選挙の前にこれを打ち出したなら、安倍政権の支持率も奈落の底に落ちるでしょう。しかしながら、実はこれが日本のためにもっとも必要な政策であると思います。
さて安倍さんにこれができるかな?確信を持ってできないだろう、と言えることが寂しいところでもあります。