不動産会社が語るもの

大京ダイア建設リクルートコスモス。バブル時代にマンション建設で御三家と言われた会社です。当時の大京の社員の給料は大手都市銀行員と同じかそれ以上とも言われて、まさに肩で風を切っているような時代でした。

そんな会社の今の状況は・・・。皆さんご存知の通りだと思います。

他にもバブルの時に借り入れによる不動産の保有と売買で急膨張し、得意の絶頂に君臨した会社は数多くありましたが、皆その後のバブル崩壊と地価の暴落で、倒産の憂き目に遭うことになります。

そういった会社が虎の子として最後まで守り通そうとした一等地の旗艦物件は、三菱、三井、住友、野村などの大手不動産会社に拾われて行きました。これらの会社は銀行でさえも潰れていく中で、借入に頼らず自らの力で資金調達ができたからです。

したがって、結局はバブルで急成長した会社が、我慢しきれずにマーケットに投げ出した物件を、最後の最後で足元を見るような価格で手に入れることができたのです。

不動産の世界では売ったり買ったりを繰り返して大きくなりながら、長期間にわたり健全な姿で生き残った会社はないと言っても過言ではないでしょう。

やはり、虎の子の物件でさえ投げ売りになるような時に一念発起して買い集め、それをリノベーションしながらじっくり保有し続けた会社が、最後に健全な形で生き残ったことを歴史が証明しています。

追記
さて他人事ですが、BNF氏は数年前に相場から足を洗ったようで、その前に秋葉原(AKB)駅前のマクドナルドがテナントになっているビルをキャッシュ十数億で購入し、不動産賃貸業に転身したと聞きました。今どうなっているかはわかりませんが賢明な選択だったと思います。