日本最大の既得権益は何なのか

政治家、官僚、経済界。この三者が結び付いて鉄のトライアングルとも呼ばれる既得権益の集団がいます。原発公共事業(道路、ダム、空港、港湾、ODA)、医療、農業・・・。こういった分野の中に存在しています。

暴力団や詐欺集団ばかりが悪いように言われていますが、これらの人達は単なる小悪人に過ぎないのです。本当の大悪人は一般市民のツラをしながら、鉄のトライアングルの中心に深く関与している人たちです。

マスコミも小悪人のことはこれ見よがしに報道しますが、大悪人のことは自分の身も危なくなるので、余程のことがない限りは切り込んで行こうとはとしません。

ですが、もっととてつもなく大きな悪人=既得権益に凝り固まった、本当に誰にもどうにもできない集団、暴力団の100万倍くらいの巨悪。それは高齢者です。

この巨悪の始末におえないところは選挙の投票率が高いことです。したがってどのような政権であろうと維持するためには大多数の高齢者のご機嫌を取らなければなりません。そしてその犠牲になるのは、投票率は低いが未来のある若い人たちです。

対立とか対決とか。日本人はそうやって事を荒立てることを本来「はしたない」として嫌う民族ですが、日本最大の既得権益集団、これをブチ壊さないことには日本の再生もあり得ないものと確信しています。

そのかわり、今の若い人においては自分のおじいちゃん・おばあちゃんがもらっている水準の年金や、医療費のほぼ全額(90%)の免除という特権(既得権益)は、しょせん過去の夢物語だったということを、しっかりと認識しておかなければならないでしょう。

小泉さんは自民党をブチ壊すと言って国民の人気を独り占めしましたが、安倍さんは高齢者の既得権益をブチ壊さなければなりません。これははっきり言って小泉さんの100倍難しいはずです。

安倍さんはこれに対抗しようというよりは、始めから避けて通ろうとしているところが、私からするとこの人には見込みなしという印象を持ってしまいます。