若いころの苦労は買ってでも

おじいちゃん・おばあちゃんから孫への教育資金の贈与信託がこの2カ月で700億円増えたそうです。信託銀行にとっては久々のヒット商品ですが、信託そのものの手数料はタダなので預かった資金をどう運用するかが問われるでしょう。

それは別として孫にお金を贈与することそれ自体は大変望ましいことだと思います。それは何より孫がかわいいという人としての素直な気持ちに基づいていますから。

ただ、若いころの苦労はカネを払って買ってでもしろと言う諺もあります。実際大人になってからひとかどの人物になった人の中には若いころお金に恵まれず、その逆境をはね返す中で、たくましさや様々な知恵を身につけていった人が数多くいる訳です。

よかれと思って行う孫への資金贈与が逆に孫を甘やかして、かえってひとかどの大人になるための、足を引っ張ることにならないよう切に願うばかりです。