カモがネギしょってやって来る

剛力彩芽ちゃんがCMやってるNISA。素人を株式市場に呼び寄せたいわけですが、相場は1割が勝ち組、2割が大負け組、3割が勝ったり負けたり、4割が負け組としましょうか。

10%の勝ち組は残念ながらその大半は常連で占められています。つまり高校野球でいえば横浜高校やPL学園などの甲子園に出るのはあたり前の学校です。

仮に10%のうちの7%はそういった強豪校だとしましょう。残りの勝ち組の枠は3%です。そして非強豪校は全体の93%なのですから、残りの枠に入れる確率は3÷93≒3.2%になります。

つまりNISAで呼び寄せられた素人が負け組になる確率は96.8%以上と言う事になるでしょう。これは偏差値にするなら67〜68に相当しますが、予備校の模試に例えるなら文科系は京都大学法学部、理科系は東京大学理科二類とほぼ同レベルの難易度になる訳です。

つまり株の素人が相場で勝ち組になるのは、ごくありふれた県立○○高校の大学進学を希望する生徒が、東大の比較的入学が易しい学部や京大の難しい学部にチャレンジして合格するのと同じことになる訳です。

もしそういうことならば、一般の素人は相場に近づくなと言うのは賢い選択と言えるでしょう。アベノミクスは副作用のある薬ですから日本を再生させる可能性も、破綻させる可能性もどちらもあると思います。

それを考えるならお金は個人向け物価連動国債、または普通預金に置いて、あとは後顧の憂いなく自分自身の(社内価値ではなく)市場価値を磨くのに精を出すのが、一般サラリーマンのやるべき事になるはずです。