うらおもて人生録

色川武大氏の本に「うらおもて人生録」がある

知っている人は知っているが色川武大阿佐田哲也であり

ギャンブル小説(麻雀放浪記など)と

純文学やエッセイを書く時とでペンネームを使い分けていた

うらおもて人生録はギャンブルについてのエッセーだが

そのまま裏返って世の中を渡るための指針にもなる

もちろん全編が麻雀と競輪で埋め尽くされている

いろいろ書くときりがないわけだが

氏の持論はギャンブルのプロは麻雀であれ

競輪であれフォームが固まっていると言うことだ

そのフォームにしたがってやってさえいれば

8勝7敗のこともあるし、10勝5敗のこともあるが

ひと勝負の区切りが付いた時には浮いていると言うことである

それと勝負をかけるときと、流す時のメリハリ

つまりバクチ一般で言うところの

「見」(ケン)ができていることである

のべつ幕なしに勝負しないと気が済まない

いわゆる相場依存症の人にはこの本はきっとためになると思う。