アメリカは没落の過程にある

水野和夫さんが書いている通り

人類の歴史において

長期の利子率が2%を割った覇権国家

衰退の一途をたどり

いずれ新たな覇権国家にとって替わられる

古代ローマ帝国の時代から

オランダの重商主義そして産業革命のイギリス

それぞれの国が繁栄し衰退していく

その歴史の大きな歯車の背景にあったのは

2%という長期利子率の絶対水準である

例示してみたのは

アメリカの30年国債の長期グラフであるが

見ての通りアメリカもデフレに向けて突き進んでいる

利子率の移動平均は左上から右下へ

したがってアメリカも

覇権国家をどこか他の国に譲るかもしれない

そんなタイミングに来ている

とはいっても誰もが感じている通り

今アメリカに取って代われる国はないだろう

したがってここからは私の個人的な意見であるが

21世紀は覇権国家なき時代

いわば基軸通貨が存在しない時代になると思う

このような時代にあって円は

隠れ基軸通貨になる可能性を持っている

というわけで円は買われるのだ

いくら財政的に問題があると言われようが

それにも増してアメリカの没落は進んでいる

ドルは折にふれて売られ続けるのではないか

まあプロの評論家や為替アナリストの

見通しとは全く逆なので誰も信じないだろう。