FRBの敗北感


今年に入ってからアメリカの国債金利が急低下している

上のグラフは2年もの。下のグラフは10年もの。

一つの読み方は株から債券への資金の移動が起きている

つまりリスクオンからリスクオフへの動きである

二つ目の読み方(こちらの方が大事)は

金利は景気を映す鏡である

特にアメリカのような純粋資本主義モデルの国では

その傾向がはっきり表れる

つまり直近の経済統計では失業率やGDPの改善が

続いているように見えるのだが

金利にそれ(景気の回復)が表れてきていないことである

マスコミは新興国のリスクを盛んに宣伝しているが

問題の本質はアメリカの景気回復の遅れ

(もしかすると腰折れ?)ではないかと思っている

そういう状況の中で金融緩和を

徐々にやめていこうとしているその本当の訳は

結局金融緩和が景気回復にはつながらなかった

したがってこれ以上の緩和継続は副作用の方が大きくなる

そう判断せざるを得なかったFRBの敗北感だと思う

もし金融緩和のご本家がそう判断しているのなら

アベ総理のとりまき学者連中はどう言い訳するだろう

日本とアメリカは違うとでも言うのであろうか??